カテゴリ:Books & Movies( 12 )
最近読んだ本
だいぶ前に読んだ本も含めてですが、最近読んだ本をいくつか…
b0081537_16501276.jpg最近で一番のヒットは
お馴染みの帚木蓬生の
『千日紅の恋人』.
医療ものでちょっとサスペンスが
入った本が多い同作家の異色の恋愛小説.
父が遺した古アパートの管理人をする主人公の時子が、個性あふれる古アパートの住人達との交流、そして好青年有馬との出会いと恋模様が穏やかに描かれていて、読んでいてほんわか温かい気持ちに
なります。 ハラハラドキドキは特にないけれど、ハッピーなエンディングにとってもさわやかな気持ちにさせてくれる、おすすめの1冊です.


b0081537_16585662.jpgこれは読んだのは
だいぶ前だけど、
まあまあおもしろかった
白石一文の『一瞬の光』.
38歳の主人公の橋田は一流企業に勤めるサラリーマン.そんな彼がワケありの過去を持つ女子大生と出会い、彼女の魅力にはまり、人生の転落を描いた作品.いってみれば不倫の話で、著者の古風な女性観にちょっと違和感ですが、わりとすいすい読めます. でもラストのあのからくりはなんだか安っぽくてちょっと???でした.


b0081537_1753311.jpg???といいつつ、
まあまあおもしろかったので
続けて同じ白石一文の
『私という運命について』を
読んでみました.
主人公亜紀の29歳から40歳までの運命に翻弄される人生を描いた作品. 運命というテーマが興味深く、こちらもわりとすいすい読んでいける本でした.ただ、運命というテーマにこだわってか、随所に実際に起きた事件や災害が盛り込まれていて、それが却って盛り込まれすぎで、関わりすぎでちょっと現実味が薄れてしまう印象.さらにここでも著者の古風な女性観に違和感があって、いまいち主人公が思い、考えることに共感できず.


b0081537_17115650.jpg白石一文の女性観に
違和感を覚える中、
逆に男性作家なのにどうしてここまで
女性をリアルに描けるの?!と
びっくりしたのが奥田英朗の
『ガール』.
30代働く女子の日常を描いた作品ですが、主人公たちの気持ちがそれはそれは巧みに描かれていて、本当に著者は男なのか、とびっくりしました. おもしろくてあっという間に読んでしまう本.今まで読んだ中でもトップ5に入る大好きな本です.


b0081537_1720095.jpg短編小説は通勤時に
手軽に読めて好きです.
こちらも興味深かった
重松清の『ビタミンF]』.
30代後半~40代のふつうの家庭を持つサラリーマンたちの日常のお話7編. 同年代の男性が日々どんなことを考えて、何を感じているのか、垣間見るのがおもしろいです. 短編なので強くは印象に残らないけれど楽しんで読めます.
[PR]
by emma328 | 2011-06-24 22:41 | Books & Movies
最近読んだ本
もう既にだいぶ前のことですか、立て続けに育児関係の本を読みました.
育児関係の本といっても、まじめな育児書というよりは楽しんで読めるものばかり.


b0081537_10595366.jpgまずは太陽が2歳に
なったら読もうと
ずっと思っていた
松田道雄の『私は二歳』.
世間では「魔の2歳児」なんて
いわれるほど、2歳は自我が芽生えて
自己主張が激しくなる最初の反抗期.
太陽もそうした自己主張が見られるようになり
何か共通するものがあるかなと思い、
読んでみました.

本の構成は、発熱や腹痛など病気の症状から、おねしょ、テレビなど子供の心理の問題など
育児のありとあらゆる諸問題を毎回取り上げ、それらについてわかりやすく解説しています.
ちょっと驚きなのは、この本が最初に出版されたのは60年代とだいぶ昔で、その当時は(多分)
「抱き癖がつくから抱っこばかりするな」みたいなことが言われていた中、著者は「子供は愛情が
一番、子供が求めたらたくさん抱っこしてください」など愛情あふれる育児書でとても温かい
内容です.

あとおもしろいのは、本書が2歳児の目を通して語られているところ. そしてこの2歳児が
結構深いことをいうので、思わず「ププ」と笑ってしまいます. あと、いわさきちひろのやさしい挿絵が
毎ページにあるのも楽しいです. 古い本だからとあまり期待せずに読んだけれど、けっこうおすすめです.
気に入ったので、映画化されたものをビデオで借りて見てみました(これも60年代と古い). 
映画も古いなりに興味深かったです.


b0081537_11234320.jpgこれは経済産業省の
官僚が1年間取得した
育児休暇中の体験談をまとめたもの.
なかなかコミカルにリズムよく書かれてあるので
あっという間に読めます.
おもしろかったのは男性視点で育児のさまざまな
発見が書かれてあること.
例えば赤ちゃんとのお散歩に自分が行きたい秋葉原に
行って、赤ちゃんにやさしくない街を目の当たりにして
妻に「あなたのための散歩じゃないんだからね!」と怒られるくだりとか。


なかなか難しいこともあるけれど、日本ももっともっと男性が育児休暇を取れるようになると
おもしろいのになぁ、と思います. 著者にはこの経験を存分に職務に活かしていただきたいと
願います.
[PR]
by emma328 | 2010-07-04 10:57 | Books & Movies
The Godfather
b0081537_8574273.jpg
4日から6日にBS NHKで三夜連続で放送された「The Godfather Part I, II, III」.
もともとゴッドファザーはマフィアもののドンパチ映画で男性向けね、と
決め付けていて鼻から興味がなかったのですが、ダンナが見ていたのでふと
見てみると、これがすごくおもしろくてすぐに引き込まれてしまいました.
平日の夜中(深夜2時まで!)で仕事を持つ身としてはかなりきつい時間帯の映画にも
かかわらず、三夜連続でダンナと夜更かし.

「ゴッドファザー」はいわずと知れた映画の名作ですが、
見るとすぐに納得.単なるマフィアもののドンパチ映画ではないですね.俳優陣の
演技力のすばらしいこと! 若き日のアル・パチーノが渋くてかっこいい. 
でも一番印象に残ったのはロバート・デニーロ. 若すぎて誰だかわかりませんでしたが.
心残りなのはパートIの最初の1時間を見逃したこと. DVDを購入しようかな.
[PR]
by emma328 | 2010-01-07 21:42 | Books & Movies
Avatar
今年の仕事おさめは先週の金曜日でした.
月曜日と火曜日は会社の全社員が強制有給休暇を取らされ、実質
会社は閉鎖でした. 経理でないので詳しくはわかりませんが、
有給休暇を消化したほうがP/L上は良いらしいです.

ということで、きょうは年末なので昼間は会社を抜け出せるという
ダンナと六本木ヒルズで待ち合わせをして映画を観てきました.
観たのは「Avatar」. 3Dということで、一番大きいスクリーンで見ました.
内容は、すごくいいです! あの独特の世界観がすばらしくて引き込まれます.
3Dは最初慣れなくてちょっと目が疲れますが、迫力があります.
難点は、少し長いこと. 後半は3Dメガネで目も疲れ、お尻も痛くなり、
おまけにトイレにも行きたくなり、最後はひたすら「お尻痛い・トイレ行きたい・
お尻痛い・トイレ行きたい」が頭の中をグルグル回っていました.
それでもまた見たい、と思わせる質の高い内容です.

b0081537_041089.jpg
http://movies.foxjapan.com/avatar/
ナヴィ族のような生活、したいかも.
[PR]
by emma328 | 2009-12-28 23:47 | Books & Movies
最近読んだ本
太陽が生まれてからは時間がなくて本を読むのは
もっぱら通勤時間ぐらいですが、最近読んだ本の感想をいくつか.
たまたま興味もあって医学系のものが続きました.

b0081537_12211395.jpgまずは帚木蓬生氏の『臓器農場』. 
これは今年の夏に臓器移植の年齢制限についての
法改正が行われたことを受けて、興味があったので読んでみました.
この本自体はフィクションで、無脳症児の臓器移植がテーマなので
今回の法改正と直結しているものではありませんが、やはり
子供がいるので深く考えさせられるテーマです.
この本はサスペンスでもあり、ぐんぐん引きつけられる
内容でおもしろかったです.

b0081537_12311594.jpgb0081537_1243269.jpg

『臓器農場』がおもしろかったので、同じ帚木蓬生氏の今度は受精後8週間までの胎児を
テーマにした『エンブリオ』を続けて読みました. こちらは先進的な病院院長が革新的な
生殖医療を実践していく小説.エンブリオを培養してパーキンソン病の治療に使う、
男性を妊娠させる…などなど、読んでいて「さすがにこれは行き過ぎでしょう!」と
思わずにはいられず、この医者はここまで突き進んで一体どうするつもり?!と
上下巻を一気に読みましたが、ラストはあれ?と言う感じで終わってしまいました.
でも実際に日々、生殖医療の技術は進んでいます. 需要もあり、倫理問題もある中、
これからの生殖医療について考えさせられる本です.

b0081537_12391729.jpgそして一番最近読んだのが岡田晴恵氏の『H5N1』. 
これは現在流行している弱毒性の
豚インフルエンザとはまったく別の
ところでひそかに進化しているといわれる
強毒性の鳥インフルエンザがヒト型に完全に
変異し、パンデミックを引き起こしたときの
シミュレーションを描いたもの.
 実際、WHOはこの強毒性の鳥インフルエンザが
人間に感染しやすくなるヒト型に変異するのは、
発生するかしないかというifの問題ではなく、
いつ発生するかというwhenの問題であると
しています. 既に鳥から人間に感染していますし、
その致死率は6割にもなります.

太陽は先月までに季節性インフルエンザ、そして先日は1回目の新型インフルエンザの
予防接種をしてほっとしたものの、この本を読むと今回は弱毒性で別のウィルスだったものの、
本に書いてある通り、流行はあっという間に広がり、マスクの買い占めなどプチ・パニックが
実際に起こり、現実味のある内容です. ましてや致死率の高い強毒性が流行したら、
著者が警告している通り、これは医療の枠を超えた、「戦争」、「国家安全保障問題」である
というのは決して誇張した表現ではないと思います. そういえば、大学の時にとある政治学の
授業で有名教授が「人間がいくら科学技術を発展させ、進化したとしてもウィルスとの戦いは
ずっと続くでしょう」という話をしたことがあり、なぜかそれがとても印象に残っています.
当時は「へーウィルスが?!」とよくわからなかったけれど、あの先生はこういうことを言っていたんだと思った次第です.

b0081537_13244473.jpgヘビーな内容の本が続いたので
最後はさわやかな本を紹介.
庄野潤三氏の『山田さんの鈴虫』.
庄野氏と奥さんの静かだけれども
豊かな日々の暮らしを淡々とした
文章で綴った日記のような長編小説.
シリーズのようになっていて、他にも
『せきれい』とか『ピアノの音』など
たくさん出ていて、結構気に入って
読んでいます. 具体的な起承転結がある
わけではないけれど、読んでいてまるで
ボサノバを聞いているような、癒され効果があります.
[PR]
by emma328 | 2009-12-01 12:40 | Books & Movies
Spiderman III
きょうは面会の後、六本木ヒルズでスパイダーマンIIIを見ました.
複数の敵が出てきて話がしばらく平行線をたどっていたのでどうやって
収集するのかと思いましたが、ラストは以外とあっさりまとまってしまった
ような・・・ スパイダーマンのクモ糸移動アクションもIIIになると新鮮味も
あまりなく・・・ まあ、ふつうに楽しかったです.

b0081537_22261640.jpg
http://spiderman3.sonypictures.com/
[PR]
by emma328 | 2007-05-20 22:08 | Books & Movies
小さくとも命の花は
b0081537_2351448.jpg
低出生体重児に関する書籍をいろいろと買い集めては読み漁っていたところ、
そこで紹介されていたのがこちらの本. 未熟児を扱った文学作品は興味深いし、
何よりも平岩弓枝は大好きな作家さんでこれまでにもいくつもの作品を読んでいたので、
すぐにアマゾンで購入し、あっという間に読んでしまいました. 

この本の主人公は在胎週数は太陽より多かったものの、出生体重は太陽と同じ
1,000gぐらいで生まれ、未熟児ならではの発育の遅れなどを乗り越えながら
リレーの選手として活躍するまでを描いた作品です. 物語を読んでいる途中までは
未熟児の親はこんなに苦労するものなのかと暗澹たる思いもしましたが、最後は希望の
持てる、さわやかな読後感がありました.
[PR]
by emma328 | 2007-04-30 23:51 | Books & Movies
Babel
きょうは2度目の面会お休み日. きょうは代わりにダンナとダンナの両親が
太陽に会いに行っています. その間私はちょっと昼寝といいつつ、泥のように
眠ってしまい、あやうく夜のダンナとの待ち合わせに遅れそうになってしまいました.

夜は半年ぶりぐらい久しぶりに六本木ヒルズに映画を見に出かけました.
ちょっと贅沢にプレミアシートで、最近買ったばかりの白のワンピースを着て
これまた半年ぶりぐらい久しぶりにヒールの靴をはいてルンルンで出かけました.
でも久々のヒールはこたえた! 足が痛くなったあ~

と、肝心の映画はというと話題の「バベル」です. 時系列がぐちゃぐちゃですが、
うわさで聞くほどわかりづらくもなく、テンポのよいおもしろい映画でした. 
ただ、私的にはメッセージ性は弱かったように感じました. 
「だから何?」みたいな・・・

映画のあとは豪華にお寿司をたいらげ、ダンナと「こうやって二人でゆっくり
過ごせるのもあと少しだね」なんて話していました. が、そうこうしているうちに
あっという間に搾乳のタイムリミット(3時間)を超えてしまい、あたふたと帰宅しました.
私はすでにゆっくりと外出できない身となっているのでした・・・

b0081537_092562.jpg
http://babel.gyao.jp/
[PR]
by emma328 | 2007-04-30 21:00 | Books & Movies
United 93
きょうは六本木ヒルズで "United 93" を見ました.
あの9.11の同時多発テロでハイジャックされた飛行機のひとつで、
唯一テロリストが標的までたどり着かなかった
(乗客がたどり着かせなかった)と言われている飛行機にフォーカスした
映画です.

映画の内容の大部分は、乗客が飛行機の中から家族に電話で連絡を
取っていたことから、その家族たちの証言に基づいていて、
一部フィクショナルな部分も盛り込ませたものとなっているようです.

ただでさえ飛行機嫌いの私、この映画を見終わった後はますます飛行機に
乗りたくない・・・密室で過酷な運命を決められてしまった犠牲者たちの
冥福を祈るばかりです.

b0081537_150269.gif

http://www.united93.jp/top.html
[PR]
by emma328 | 2006-09-16 21:48 | Books & Movies
映画とお昼寝でリフレッシュ
きょうは有給を取って家でのんびりしました.
ここ最近、仕事が忙しかったけれどやっと落ち着いたので
きのう思い立って有給を取ることに.

久々にビデオを借りようとビデオ屋さんへ.
ずっと見たかった "In Her Shoes"を無事ゲットし、おまけに
もうひとつと思い、適当に手に取ったのが Ben Stillerと
Drew Barrymore出演のコメディ "Duplex".

まずあまり期待していなかった "Duplex"を軽く見ることに.
b0081537_19143250.jpg

これが結構おもしろかったです. 
ブルックリンで破格の値段で売りに出ていたドュプレックスを購入した若い新婚夫婦. 
上階にはやさしそうなおばあちゃんが一人暮らしをしていたが、このおばあちゃんが
なかなかのクセモノで若夫婦は四苦八苦. 思わぬ隣人が諸々のトラブルの元だなんて、
人事ではないって感じ. でも映画自体はコミカルで最後の大どんでん返しで思わず
大笑いです.

続いてずっと見たかった "In Her Shoes"
b0081537_19192887.jpg

これも期待を裏切らず、ほほえましく、ちょっと泣ける素敵な映画でした.
容姿にコンプレックスがあるけれども優秀な弁護士である姉、容姿に自信があるけれど
学習障害というコンプレックスを持つ妹. 生活習慣や価値観の違いからケンカを
しながらもお互いの大切さと絆を認識していくお話です.

b0081537_19232398.jpg
はずれのない映画2本を見て
大満足なところ、
うとうととお昼寝をしてすっかり
リフレッシュできた1日でした・・・
[PR]
by emma328 | 2006-08-01 19:25 | Books & Movies